LESSON 12 / 16

工程・品質とかんばん方式

かんばん方式と後工程引取り

読了目安 約2分第4章
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かんばん方式では、後工程が必要な部品を前工程から引き取り、前工程は引き取られた分を補充します。予定量を前工程から次々に送り出すだけの流れと違い、実際の消費を補充の合図にします。かんばんは在庫を見える化する札だけでなく、引取りや生産を指示する情報です。

例として、組立工程が台座10個入りの箱を1箱使ったら、対応するかんばんを戻し、前工程が10個を補充します。生産指示かんばんは何をいくつ作るか、引取りかんばんは何をどこから運ぶかを伝える役割を持ちます。実際の方式や札の種類は運用に応じて設計します。

かんばんには品目、収容数、供給元、供給先、識別番号などを対応付けます。仕掛品を無制限に増やさないよう、循環する枚数と容器の数量を管理します。紛失時の再発行や電子かんばんの通信再送で、同じ補充指示を二重に出さない仕組みも必要です。

ジャスト・イン・タイムは、必要なものを必要な時に必要な量だけ供給する考え方です。かんばんはそれを支える手段の一つで、札や画面を導入するだけで成立するものではありません。安定した品質、短い補充時間、整った作業手順、異常への対応が必要です。

消費から補充まで、かんばんを一周させる

台座10個入りの箱を使う例です。各段階を選んで確認しましょう。

後工程の組立が、台座10個入りの箱を1箱使います。消費が補充の起点です。

補充が遅くなると、必要な枚数は?

1日80個使用、1箱10個、余裕率25%を固定した教材用の目安です。

80 × 0.5 × 1.25 ÷ 10 を切り上げると、5枚。対応する数量の上限目安は50個です。

常時この数量を保管する意味ではありません。実際の枚数は需要変動や補充の実測を踏まえて設定します。

このレッスンの用語

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かんばん方式

後工程の引取りや使用に応じ、かんばんを情報の媒体として前工程へ補充を指示する仕組み。

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新規教材 基準日 2026.11.01

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2026年11月1日に新規作成した学習用教材です。本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について