LESSON 05 / 45

第2節 各業種における販売管理

卸売業における販売管理

読了目安 約2分第1章
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卸売業は、メーカー等から商品を仕入れ、小売業や他の事業者へ販売します。小分け、品ぞろえ、保管、配送、信用供与、販売情報の提供などを通じて、売り手と買い手の間をつなぎます。受注・売上・債権と、発注・仕入・債務を一体で理解しやすい業態です。

自社倉庫や委託倉庫に在庫を置く場合は、受注に応じて在庫を引き当て、不足分を補充します。一方、仕入先から得意先へ直送する取引や、必要な都度調達する取引もあります。倉庫を持たないという理由だけで、すべてを仲介業者と分類することはできません。

直送では、受注、仕入先への発注、納品確認、売上、仕入の記録を共通番号でつなぎます。自社倉庫で入出庫しなくても、契約に基づく納期や品質、請求・支払の管理は残ります。本人として商品を販売するのか、代理人として手数料を得るのかは、契約上の役割と商品の支配等を確認して区別します。

取引先との注文交換には、EDI、Web受注、API、電話やFAXなど複数の手段があります。電子化の目的は二重入力や照合の負担を減らすことですが、数量・価格・納期の相違や変更には例外処理と担当者の判断が必要です。

このレッスンの用語

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POSシステム

Point of Saleの情報を収集・管理する仕組み。店舗等で販売時の商品、数量、価格、日時等を記録し、在庫、補充、売れ行き分析等へ利用する。ECや他店舗との連携、返品・返金、決済事業者からの入金照合も関係する。

信用販売

買手へ信用を供与し、代金の後払いを認める販売。提供・売上、請求、入金の時点が異なるため、債権、期日、残高、延滞等を管理する。売れたことと現金を回収したことは同じではない。

割賦販売

代金を複数回に分けて支払う販売形態。商品・役務、回数・期間、売主や信用供与者との契約等により、割賦販売法上の取引類型と適用条件を確認する。すべてのローンや分割の呼称が、法律上同じ類型になるわけではない。

自社または委託の倉庫を持っている

卸売業は自社・委託倉庫に在庫を置く形態のほか、仕入先からの直送や都度調達等も行う。倉庫の有無だけで卸と仲介を区分せず、契約上の役割、商品の支配、責任や収益の性質を確認する。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について