実地棚卸では現物を数えて帳簿と照合します。全体を一斉に数える方法に加え、棚や品目を分けて継続的に数える循環棚卸があります。いずれも対象範囲と基準時点を明確にします。
作業中に物が動くなら、棚卸を登録する時点の残高へ、そのまま実測値を上書きできません。数える時点では100個、その後5個出庫した場合、登録時に100個あるはずだと比較すると差異を誤認します。
対象場所の移動を一時停止するか、基準時点以降の受払を記録して補正するかを決めます。循環棚卸を開始すれば自動で在庫が止まるとは限らず、製品の動作と現場運用を合わせて確認します。