ここで簡単な事例を使って,複式簿記のメリットを確認してみましょう。
あなたがアクセサリーの露天商を開くとします。お店を開くための権利金は不要で,陳列台も友人からタダで借ります。初期投資で必要になるのは,商品を仕入れるお金です。
仕入値が1個500円で,80種類のアクセサリーを1種類につき2個ずつ仕入れるとして,80種類×2個×500円で計8万円が必要になります。この8万円のうち4万円を自分の貯金で用意し,残り4万円を友人から借金します。
商品を仕入れたら,翌日から営業開始です。
売値は1個1000円とします。1日に10個が売れるとして,1日の売上は1000円×10個で1万円。売れた商品をその日のうちに仕入れると,500円×10個で5000円かかります。
次に,こうやって10日間営業した結果,いくら儲かったかを確認してみましょう。
この一連の学習例では、借入利息、陳列台の費用、税金やほかの営業経費を省き、売れた商品を同じ単価で毎日補充するものとします。