LESSON 19 / 53

第2節 貸借対照表と損益計算書の読み方

収益性を分析する

読了目安 約2分第2章
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財務諸表から収益性を分析する際は、利益の種類と、それに対応する売上・資産・自己資本をそろえます。売上総利益率=売上総利益÷売上高×100、営業利益率=営業利益÷売上高×100です。

売上1000万円、売上総利益400万円、営業利益150万円なら、それぞれ40%と15%です。同業他社や自社の過年度と比較し、商品構成、販売方法、会計基準などの違いも確かめます。業種が違えば比較不能ということではありませんが、違いの説明が必要です。

ROE(自己資本利益率)は、連結では通常、親会社株主に帰属する当期純利益を期首・期末平均の自己資本で割って求めます。利益84万円、平均自己資本700万円なら12%です。純資産全体に含まれる非支配株主持分等をそのまま分母へ混ぜないようにします。

ROA(総資産利益率)は利益÷平均総資産です。営業利益、経常利益、純利益のどれを使うかで意味が変わるため、分子を明記します。借入れを増やして自己資本が薄くなるとROEが上がる場合もあるので、指標の高さだけで健全性を判断せず、資本構成や資金繰りと合わせて見ます。

このレッスンの用語

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ROA

Return on Assets(総資産利益率)。利益を通常は期首・期末平均の総資産で割って求めます。営業利益、経常利益、純利益等のどれを分子にするかで意味が変わるため、算式を明示して同じ定義で比較します。

ROE

Return on Equity(自己資本利益率)。連結では通常、親会社株主に帰属する当期純利益を期首・期末平均の自己資本で割って求めます。自己資本と、非支配株主持分等を含む純資産全体は区別します。

株主資本

純資産のうち、資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式等からなる区分です。評価・換算差額等、新株予約権、連結の非支配株主持分等を含む純資産全体とは区別します。分析上の自己資本は指標の定義を確認します。

総資産

貸借対照表の資産の部に記載される項目の合計。資産とも呼ばれる。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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