LESSON 09 / 53

第1節 複式簿記で財務諸表を作成する

単式簿記で営業成績を確認する

読了目安 約2分第2章
音声で学ぶ本文を見ながら、音声でも確認できます。

まず単式簿記で露天商の営業成績を確認してみましょう。

最初に自己資金4万円と借金4万円,商品の仕入れに使った8万円の支出を記録します。そして翌日からは,売上1万円の収入と仕入5000円の支出を記録していきます。すると10日目を終えた段階で,手元に5万円の現金が残っていることが分かります。

単純に考えると,現金5万円から初期投資8万円を差し引いて,3万円の赤字ということになります。しかし,手元には現金だけでなく仕入値で8万円相当のアクセサリー160個も残っています。これらもストックとして評価する必要があります。単価の異なるアクセサリーを仕入れたり店舗設備を購入すると,儲けの計算はさらに面倒になってきます。

この現金だけの帳簿では、在庫8万円と借入金4万円等を合わせた状態が分かりません。現金5万円を初期の商品購入8万円と単純比較して赤字とするのは誤りです。10日間の売上10万円から売れた商品の原価5万円を引いた利益は5万円で、財産と負債も合わせて記録する必要があります。

LEARN BY EXPLORING

取引を変えて、仕訳を確かめる

本文とは独立した基礎例です。表示した条件の範囲で比較してください。

備品を現金100,000円で購入しました。

借方 / DEBIT備品100,000円
=
貸方 / CREDIT現金100,000円

備品という資産が増え、現金という資産が減ります。借方と貸方は同じ金額になります。

取引の基本をつかむための例です。消費税等の処理は省略しています。

ここまでの内容を確認できましたか?

完了にすると、学習の記録に保存されます。

改訂版 基準日 2026.10.31

2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について