LESSON 17 / 53

第2節 貸借対照表と損益計算書の読み方

貸借対照表の記載内容:負債と純資産

読了目安 約3分第2章
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負債は企業の支払義務等を表し、流動負債と固定負債に分けます。買掛金・未払費用・短期借入金・未払税金などが流動負債の例です。通常の営業循環と1年基準を使い、長期借入金のうち1年以内に返済する部分は原則として流動に振り替えます。

純資産は資産から負債を差し引いた額です。株主資本には資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式が含まれます。出資を源泉とする資本剰余金と、事業活動の利益等を源泉とする利益剰余金を区別します。

純資産には、株主資本のほか、評価・換算差額等や新株予約権、連結では非支配株主持分等が含まれます。純資産・株主資本・自己資本という言葉を同じ意味で使わず、財務諸表や指標の定義を確認します。

自己株式は保有する自社株式で、株主資本の控除項目として表示します。利益剰余金は過去の利益等の蓄積ですが、それに対応する資産は現金、売掛金、設備など様々です。「内部留保がある」ことと同額の現金が余っていることは別です。

このレッスンの用語

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利益準備金

会社法に基づく法定準備金の一つで、利益剰余金の区分です。利益剰余金には利益準備金のほか、任意積立金や繰越利益剰余金等があります。内部留保という言葉の範囲は資料で確認し、その額を現金残高と同一視しません。

当期純利益

収益から費用・税金等を差し引いた、その会計期間の最終的な利益です。その全額がすぐ配当されるわけではありません。連結では親会社株主と非支配株主への帰属を区分します。

資本準備金

会社法に基づく法定準備金の一つで、株主資本の資本剰余金に属します。出資額のうち資本金へ組み入れない部分等を、法定の範囲で計上します。減少・振替・配当等は必要な決議、債権者保護、分配可能額等を確認し、旧商法の条件だけで判断しません。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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