LESSON 10 / 53

第1節 複式簿記で財務諸表を作成する

複式簿記で露天商の取引を記録する

読了目安 約2分第2章
音声で学ぶ本文を見ながら、音声でも確認できます。

複式簿記では、一つの取引を借方(左)と貸方(右)へ記録します。この記録を仕訳と呼び、借方合計と貸方合計は常に一致します。

資産は増加を借方、減少を貸方へ、負債と純資産は増加を貸方、減少を借方へ記録するのが基本です。費用は通常借方、収益は通常貸方に発生します。「使い道と出どころ」は導入のための比喩であり、現金移動を伴わない仕訳もこの規則で考えます。

露天商に自己資金4万円を入れると、借方は現金4万円、貸方は自己資金4万円です。個人事業の学習例なので「自己資金」を使います。株式会社での出資の記録には、資本金・資本準備金等の適切な科目を使います。

続いて友人から4万円を借りると、借方は現金4万円、貸方は借入金4万円。商品8万円を現金で仕入れると、借方は商品8万円、貸方は現金8万円です。これで現金は0円、商品8万円、借入金4万円、自己資金4万円となります。

LEARN BY EXPLORING

取引を変えて、仕訳を確かめる

本文とは独立した基礎例です。表示した条件の範囲で比較してください。

備品を現金100,000円で購入しました。

借方 / DEBIT備品100,000円
=
貸方 / CREDIT現金100,000円

備品という資産が増え、現金という資産が減ります。借方と貸方は同じ金額になります。

取引の基本をつかむための例です。消費税等の処理は省略しています。

このレッスンの用語

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借方

「かりかた」と読む。

貸方

「かしかた」と読む。

ここまでの内容を確認できましたか?

完了にすると、学習の記録に保存されます。

改訂版 基準日 2026.10.31

2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について