LESSON 18 / 53

第2節 貸借対照表と損益計算書の読み方

損益計算書の記載内容

読了目安 約2分第2章
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日本基準の損益計算書では、売上高から費用を差し引き、利益を段階的に示します。ここでは売上高1000万円、売上原価600万円、販売費及び一般管理費250万円の架空企業を考えます。

売上総利益は1000-600=400万円です。ここから販管費250万円を差し引くと、営業利益は150万円になります。売上総利益は商品等の収益と原価の関係、営業利益は販売・管理の費用も含めた営業活動の結果を示します。

営業外収益が10万円、営業外費用が20万円なら、経常利益は150+10-20=140万円です。特別利益30万円、特別損失50万円なら、税引前当期純利益は140+30-50=120万円になります。特別損益への区分は、単に前年に起きなかったという理由だけで決めません。

法人税等と税効果の調整を合わせた税金費用が36万円なら、当期純利益は84万円です。連結では当期純利益を親会社株主に帰属するものと非支配株主に帰属するものへ区分します。

この段階利益の名称・表示は日本基準の例です。IFRSの表示を読むときは同じ科目が必ずあるとは限らないため、適用基準と注記を確認します。

このレッスンの用語

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営業利益

日本基準の損益計算書で、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた利益です。販管費には販売手数料、広告宣伝、販売・管理部門の人件費等があります。販管費が売上総利益を上回れば営業損失となります。

売上総利益

売上高から売上原価を引いた数字。粗利(あらり),粗利益とも呼ばれる。売上原価は商品の仕入値や製品の原価など売上収益と個別に対応するコストのこと。

特別損益

日本基準の損益計算書で特別利益・特別損失として区分される損益です。内容、臨時性、重要性や個別の基準等で判断し、「去年発生しなかった」だけで特別損益にしません。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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