LESSON 16 / 45

第1節 発注とは

定量発注方式

読了目安 約2分第3章
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定量発注方式は、在庫が発注点に達したときに、あらかじめ決めた量を注文する方式です。在庫を常に同じ数へ保つ方法ではなく、補充までの需要を見込みながら、発注時期を決める方法です。

入門モデルでは、発注点=平均的な調達期間中の需要+安全在庫とします。1日300個売れ、発注から入荷まで10日、安全在庫を5日分の1,500個と仮定すると、発注点は300×10+1,500=4,500個です。この数値例は需要と調達期間が一定であるという単純化を置いています。

判断には、倉庫の手持数だけでなく在庫ポジションを使います。在庫ポジションは、例えば「手持在庫+発注済み未入荷−未充足の需要」と定義します。引当や受注残をどこへ含めるかをそろえ、同じ需要を二重に差し引かない設計が必要です。未入荷分を無視して同じ補充を繰り返すことを防げます。

安全在庫は、需要や調達期間の変動による欠品リスクに備える量です。どの程度の欠品を許容するかという目標サービス水準と、過去の変動や今後の事情から設定します。安全在庫があれば必ず欠品しないとは限りません。季節性、販売促進、仕入先遅延が変われば設定を見直します。

発注量は、運賃、最小発注量、保管能力、賞味期限等から決めます。発注時期を判断する発注点と、一度に何個頼むかという発注量は、別の設定値です。

このレッスンの用語

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安全在庫

需要や調達期間の変動による欠品リスクに備える追加の在庫。目標サービス水準、変動、欠品の影響と保有費用等から設定し、条件が変われば見直す。常に一定の日数分や「必ず欠品しない最小量」とは限らない。

平均調達期間

発注から必要な状態で利用できる受入れまで等、定義した区間の所要時間の平均。リードタイムとも呼ぶ。発注処理・輸送・検品等の含め方をそろえ、平均だけでなくばらつきや遅延も補充計画へ反映する。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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