定期発注方式では、毎週・毎月など決めた間隔で在庫と需要を見直し、次に必要となる量を注文します。仕入先ごとにまとめて配送してもらう場合や、商品構成を定期的に見直す場合などに使えます。確認日以外の欠品や遅延にも対応できるよう、必要な監視は残します。
単純な入門モデルでは、次の見直しまでの期間と、発注から入荷までの調達期間を合わせた需要を見込みます。「目標在庫ポジション=その期間の予測需要+安全在庫」「発注量=目標在庫ポジション−現在の在庫ポジション」と考えます。発注済み未入荷や未充足需要も含め、負の発注量は通常ゼロとして過剰分の扱いを検討します。
例えば1日100個の需要、見直し周期7日、調達期間3日、安全在庫200個と仮定すると、目標は100×(7+3)+200=1,200個です。現在の在庫ポジションが500個なら、発注量は700個です。最小発注量、箱単位、仕入先の回答による調整は別に確認します。
高額品だから必ず定期発注、低額品だから不適切と一律には決まりません。需要や調達期間の変動、確認・発注の費用、配送のまとめやすさ、品切れの影響を比較して方式と周期を決めます。