LESSON 13 / 48

第1節 製造原価と標準原価計算

標準原価カードと基準操業度

読了目安 約2分第2章
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この例の標準原価カードは、製品1個につき材料2kg、材料価格1,000円/kg、加工時間3時間、加工費率1,500円/時間とします。1個当たり標準材料費は2,000円、標準加工費は4,500円、標準製造原価は6,500円です。

基準操業度は、間接費の予算や配賦率を設定する基礎となる活動量です。直接作業時間、生産数量、機械時間など、費用の発生と関係する単位を選びます。需要や生産計画に基づき1,000個を計画するなら、この例の直接作業時間は3,000時間です。

最大で2,000個・6,000時間を扱えるとしても、計画操業度と最大能力は区別します。予定操業度、固定費予算、変動費率を明らかにし、需要の変化や遊休能力による差異を把握します。

標準は必要な技能、通常の減損や時間的余裕、設備条件等を考慮して設定します。予算に使うときは、価格や数量などの前提をそろえます。標準を常に緩めるという考え方ではありません。

このレッスンの用語

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計画生産量1,000個

本例では1個の標準加工時間が3時間なので、計画生産量1,000個に対応する直接作業時間は3,000時間。計画操業度と設備の最大能力は区別する。

最大能力2,000個の例

1個3時間なら2,000個は6,000時間に相当する。最大能力をそのまま予算や配賦の基準にするとは限らず、需要・生産計画と区別する。

基準操業度

間接費予算や配賦率の設定の基礎となる活動量。予定操業度など採用した基準と理由を示す。直接作業時間・機械時間・生産数量等を使い、最大能力と区別する。

標準原価カード

製品単位当たりの標準消費量・作業時間と、単価・賃率・配賦率等をまとめた資料。原価標準の根拠、版、適用期間も管理する。

理論的能力と実用的能力

理論的能力は中断等を考えない最大能力。実用的能力は通常避けられない休止等を考慮した能力。需要による計画操業度とも区別し、レートの分母と遊休能力を明示する。

直接作業時間

製品等に対応して把握する直接作業の時間。間接費配賦に適切かは発生原因に照らして判断し、機械時間・生産数量等の他の基準も検討する。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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