加工換算量は、仕掛品の数量を完成品に相当する量へ換算したものです。均等に加工費が生じる例では、数量に加工進捗率を掛けます。工程が10個あって第4工程まで終わったとしても、作業負担が均等でなければ40%とは限りません。
前の例の加工換算量は、月初60個、完成品1,150個、月末210個です。当月に行った加工量は、1,150+210−60=1,300個相当となります。
材料はすべて始点投入するという本例の仮定の下で計算します。中途工程で投入する材料がある場合は、その工程まで到達した製品や仕掛品に対応させます。倉庫で準備した原材料と、製造に消費され仕掛品に帰属する材料は区別します。
進捗率は、作業時間・工程の完了状況・検査記録などの根拠をもって測定し、評価方法を継続して使います。かんばんや必要時・必要量の供給も生産管理の方法であり、特定の大企業でなければ不可能と決め付けません。