当月の数量を、月初仕掛品150個、当月投入1,350個、完成品1,150個、月末仕掛品350個とします。150+1,350=1,150+350=1,500個なので、数量の受け払いが一致します。仕損や減損がある場合は別に把握する必要があります。
本例では材料をすべて始点投入すると仮定します。このため月初・月末の仕掛品にも1個分の材料が入っており、材料費は物理的数量で計算できます。倉庫に材料があるというだけで、実際に投入済みと判断するわけではありません。
加工費は製造の進みに応じて発生すると仮定します。月初仕掛品の加工進捗40%、月末仕掛品60%なら、加工換算量はそれぞれ150×40%=60個、350×60%=210個です。完成品1,150個は加工換算量も1,150個です。
材料が中途投入・終点投入される場合は、材料についても含有・消費の程度に応じた換算量を考えます。材料と加工費の進捗率を一つの率で代用できるとは限りません。