LESSON 28 / 48

第2節 CVPと利益計画

独立した予測ケースでCVPを比較する

読了目安 約2分第3章
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ここではケースAの翌年度への在庫繰越ではなく、独立した仮想ケースBを比較します。Bの期首在庫はゼロ、生産・販売とも2,200個、期末在庫はゼロとします。これにより在庫原価の持越しの影響を除き、費用構造の違いを比較できます。

ケースBの単価は1,800円、1個当たり材料費560円、変動加工費690円、変動販売費10円、年間固定加工費55万円、一般管理費22万2,500円です。

売上高は1,800×2,200=396万円、変動費は(560+690+10)×2,200=277万2,000円、限界利益118万8,000円、固定費77万2,500円、営業利益41万5,500円です。変動費率は70%、限界利益率は30%です。

損益分岐点売上高は77万2,500円÷0.3=257万5,000円で、ケースAと同じです。ただし同じ分岐点でも費用構造は異なります。売上高の大小だけでなく、限界利益率と固定費を比べましょう。

実際にAの次年度を予測する場合は、Aの期末100個を翌期期首へ繰り越します。生産2,200個・販売2,200個なら、廃棄等がない限り期末も100個です。期首と当期の単価が異なれば、採用する原価フローに従って売上原価と在庫を別途計算します。

LEARN BY EXPLORING

数字を動かして、損益の関係をつかむ

本文とは独立した基礎例です。表示した条件の範囲で比較してください。

0万22万44万66万88万0個200個400個600個800個損益分岐点金額販売数量
売上高総費用変動費固定費
損益分岐点の数量250個
300個販売したときの利益20,000円

利益 =(販売単価 − 1個あたりの変動費)× 販売数量 − 固定費

このレッスンの用語

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増収増益

一般に売上高と利益が前の期間等より増えること。本コースの比較では営業利益を使うため、その定義と比較条件を明示する。

CVPの適用範囲

単価・単位変動費・固定費・製品構成等を一定とする範囲での近似モデル。長期には前提を更新し、設備投資のCF評価等を併用する。長期には必ず分岐点が消えるという意味ではない。

ここまでの内容を確認できましたか?

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改訂版 基準日 2026.10.31

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2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について