予算編成は戦略と目標を業務の計画・金額へ具体化すること、予算統制は実績との差を把握して行動につなげることです。原価情報は価格・数量・製品構成・自製か購入か等の検討に使います。
製造業の基本的な流れは、販売計画から販売予算を作り、期首・期末の在庫計画を加味して生産量を決め、材料・労務・経費等の製造予算を作ることです。売上原価予算は在庫と原価フローを反映して求め、販管費等と合わせて損益予算をまとめます。
設備投資、借入、回収・支払条件等も加えると、予算貸借対照表と現金収支予算につながります。利益が出る計画でも、回収より先に支払うため現金が足りなくなる場合があります。
予算という目標と、現在の条件から見込む予測は区別します。期中に需要・単価・為替等が変われば、ローリング予測や複数シナリオを更新し、年次予算との差と次の対策を説明します。年次予算を必ず廃止するという意味ではありません。