LESSON 37 / 48

第2節 収益率・資本コストと業績評価

利益率と資産回転率に分けて見る

読了目安 約2分第4章
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A事業部は利益1億円・総資産5億円、B事業部は利益2億円・総資産20億円とします。この簡略例のROAはAが20%、Bが10%です。利益額はBの方が大きい一方、使用資産当たりの利益はAの方が高いと分かります。

利益÷総資産=(利益÷売上高)×(売上高÷総資産)と分解できます。左側はROA、右側の前半は売上高利益率、後半は総資産回転率です。期間と利益の定義をそろえれば、計算結果は一致します。

例えば利益率5%・回転率4回ならROAは20%です。利益率を高める方法と、同じ資産からより多くの売上を生む方法を分けて考えられます。ただし在庫や設備を減らすだけで品質・供給能力を損なわないかも確認します。

比率だけで事業の価値や担当者の努力を決めません。投資段階、管理可能な資産、リスク、資本コストが違えば必要な収益率も違います。規模と利益額、長期成長、現金の指標を併用します。

このレッスンの用語

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総資産回転率

売上高÷総資産。ROA=売上高利益率×総資産回転率と分解できる。期間と資産の平均/期末等の定義をそろえる。回転率だけで業績の良否は決めない。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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