LESSON 45 / 53

第1節 決算処理の準備

棚卸資産の確認

読了目安 約4分第5章
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実地棚卸では、在庫の数量・種類・状態を確認し、帳簿と照合します。入出庫の記録漏れ、締め日付近の移動、預け在庫・預り在庫、紛失等を区別し、企業が保有する資産の範囲も確かめます。

帳簿にある商品の数量が1万円分不足し、原因・負担を確認した例では、借方:棚卸減耗損1万円/貸方:商品1万円とします。数量が合っていても品質劣化等で回収見込額が低下していれば、評価の検討が別に必要です。

通常の販売目的の棚卸資産では、正味売却価額の下落による収益性の低下を反映します。帳簿価額から1万円切り下げる例は、借方:棚卸評価損1万円/貸方:商品1万円です。損失の区分・表示は原因や重要性に応じて判断します。

数量の確認、取得原価の計算、期末の評価を分けて考えると、在庫金額の根拠が明確になります。個別法、先入先出法、総平均法、移動平均法等のうち適用される方法を継続して使い、日本基準で認められない後入先出法を現行の選択肢にしません。

このレッスンの用語

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棚卸資産

通常の営業過程で販売する商品・製品、製造途中の仕掛品、製造等のための原材料・貯蔵品などの資産です。数量・保有範囲と取得原価を確認し、通常の販売目的のものは収益性の低下による簿価切下げも検討します。実地棚卸と帳簿・保管場所の記録を照合します。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について