LESSON 31 / 53

第1節 代表的な業務プロセス

仕入れから代金支払まで

読了目安 約3分第4章
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仕入れの流れは、購入の申請・承認、発注、納品・検収、請求内容の確認、債務の計上、支払承認、振込、消込です。発注・受入れ・請求の数量と価格を照合して、未入荷や二重請求を発見します。

税抜8万円の商品を掛買いし、標準税率10%の税抜経理で、仕入税額控除等の要件を満たす例では、借方:商品8万円、仮払消費税等8000円/貸方:買掛金8万8000円です。商品を受け入れた事実と請求書の到着日は区別し、未着請求の期間帰属も確認します。

請求書の金額だけでなく、登録番号や税率・取引日・保存要件等を確認します。仕入税額控除はすべての支払に無条件で認められるわけではありません。非課税・不課税、免税、簡易課税、経過措置などにより処理が変わります。

振込データは承認された債務から作成し、仕入先口座の登録・変更と支払承認を分けます。振込を依頼しただけで完了とせず、銀行の処理結果と実際の出金を確認して買掛金を消し込みます。上の例では、借方:買掛金8万8000円/貸方:普通預金8万8000円です。

2026年10月31日時点の消費税等の税率は標準10%、軽減8%です。飲食料品に関する将来の税率引下げは法案・案として扱い、現行の税率表と分けます。インボイス制度の経過措置も改正があるため、取引日と課税期間に対応する制度を使います。

このレッスンの用語

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ファームバンキング

企業と銀行をオンラインで結び、振込データの送信や明細の取得等を行う仕組みです。インターネットバンキングや各種接続方法も利用されます。依頼・承認・実行結果・銀行明細の照合を分け、口座情報や振込権限を管理します。

仮払消費税等

税抜経理で、課税仕入れ等に含まれる消費税及び地方消費税等を区分する科目です。全額が無条件に控除できる資産という意味ではありません。適格請求書等の保存、課税方式、課税売上割合、経過措置等を確認して、未払・未収消費税等を計算し整理します。

振込

銀行へ資金移動を依頼し、実行結果を確認する決済方法です。支払通知書は振込予定を知らせるもので、依頼や通知だけで着金が完了したことにはなりません。通知書・振込データ・銀行明細等は証憑としての保存要件と期間を確認して管理します。

掛買い

掛けで商品を購入すること。仕入先にとっては掛売りとなる。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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制度の対象・適用時点は本文を参照してください。取引や企業によって取扱いが異なります。

2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について